設備的な実験・実測研究


 現代の日常生活時におけるエネルギー・資源消費量や廃棄物排出量は非常に大きく、建物の建設から廃棄までのライフサイクルCO2排出量で見た場合、その大部分が生活時に排出されています。そのため、この生活時におけるエネルギー・資源消費量や廃棄物排出量をできる限り抑制するシステム(低環境負荷型居住システム)の構築が必要不可欠です。
 富山における実験住宅では、山林や田畑などの自然に囲まれた「郊外型住宅」における低環境負荷型居住システムとして、自然生態系の物質循環を活用したシステムを試作し、この実測実験を行います。

 なお、このシステムの試作は、様々な企業の方々に多大な御協力をいただきながら進めています。


 「郊外型住宅」における低環境負荷型居住システムの考え方

 実際に施工された設備実験の内容(WPRH内に展示されているパネル)1998.12.18 up

 生活実験概念図

 完全リサイクル住宅の導入設備システム

 設備システムフロー

 太陽光発電・系統連系システム

 太陽熱及び燃焼熱利用の給湯・暖房システム・冷房システム

 給湯暖房系統測定点・回路図

 雨水利用・排水処理システム

 ごみ処理システム

 ごみ分別・計量集計システム

 完全リサイクル住宅制御・計測システム


Edited by 尾島俊雄研究室PRH研究会

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